白山一周ライド、再び
前回の白山一周からはや6年。いつでも行ける行けると思いながら今日になってしまった。歳月は人を待たないねー。今日まで何度か友人のサイクリストと出かける計画を立てていた。しかし、天気が悪かったり、私の体調がふるわなかったりで走り出すまでには至らなかった。冬期通行止めになるこのコースを楽しく走るには時期が限られる春か秋。じっさい福井と岐阜県境へぬける石徹白の県道は、決行日の前日4月28日16時に通行止めが解除になったばかり。当日までの天気予報は曇りで微妙。というか降水確率40%を上回れば止めるつもりでいた。
主なコース:白山ひめ神社-(R157)-勝山-(R158)-九頭竜湖-(県道127,314)-ひるがの-(R156)-平村-(R304)-福光-(県道27)-兼六園
今回のメンバーは3人。まず、最近ロングライドに良くつきあってもらっている我らがコロちゃん。雪が多かった今年の冬も精力的に外練をこなす猛者だ。気心が知れているのでパートナーとしても絶大な信頼感がある。もう一人はわざわざ京都から駆けつけてくれたhatayasanさん(冗長なので以下、hatayasan)。登山や山スキーを愛するはてなサービスでは有名人。最近はブルベでならしていて彼もネット上だけど気心は知れていた。想像通りのナイスガイ。そして私の以上3名。さあ役者はそろった。白山ひめ神社で安全祈願して5時過ぎに出発。
6年前は何も考えずに国道157号沿いを白山を目指したはず。今回はこの辺の地理があやしい私に代わって強力ナビなコロちゃんがいるので安心してオススメの定番トレーニング県道コースで白山を目指す。やがて眼前には、まだまだたっぷりな雪を頂いた白山が多少の雲をまといつつもやさしくたたずんでいた。そして、これが今日最初で最後のお出ましとなったのは少々残念なことではあった。
瀬女高原から国道に合流してもまだこの時間ならクルマは圧倒的に少ない。広い国道をクルマにわずらわされずにのんびり走れるこの時間は金の時間だ。ペースも先のことを考えて基本のんびり。今回特に良かったのは、hatayasanが私の暴走を止めてくれたこと。最近の私はお仲間と走ると、特に後ろについてもらうと舞い上がってペースを上げてしまう。結果、こないだのonixさんとのさくら道応援ライドのように最後にタレが来る。
今回は、hatayasanをコロちゃんと私でガードするように走ったが、彼が集団走に慣れていないせいか私にぴったり付けてくれなかった。そのため、私の暴走が止まるフィードバックコントロールのような機能が働いたのだ。とはいっても、hatayasanも男の子で、「前に出て良いですか」と先頭に立った時にはかなり良い引きを見せてくれてコロちゃんと二人で目を丸くして顔を見合わせてついて行くこともあった。
一人なら恐怖の手取ダム湖沿いのトンネル区間も仲間と一緒なら怖くない。まだ7時前のこの時間ならクルマも少ないし、高輝度LEDランプの威力も手伝ってこのデンジャーゾーンを軽くクリアできた。しかし、今日は寒い。白峰で2℃。真冬用ジャージで良かったと思えた1回目。そして、いつの間にか雲もかかってきて谷峠で楽しみにしていた白山のお出ましはかなわなかった。
久しぶりに谷峠から福井側に下ってみてこの道の良さに驚いた。谷峠は早朝出発で南下を基本にすれば、白山一周までとはいかなくてもロングライドの基幹としてバリエーションがきくかもしれないなーと感心して勝山まで降りてきたところでぽつぽつ降ってきた。コンビニでちょうど良い水入り。しっかり補給を取って本日最高峰の桧峠を目指す。
(つづく)
地図作成:コロちゃん
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コメント
iron2からTwitterのつぶやき聞きながら一緒に走っていました。
しかし、速いっすね!ひるがの高原で撃沈してました(^^ゞ
投稿: Shizuoka | 2011.05.03 11:25
◆Shizuokaさん
ご無沙汰しています。お疲れ様でした。のんびり1泊が理想なのですが、ちょっとした冒険心と時間がとれない現状でこんなことになって楽しんでます。(笑)
投稿: matta | 2011.05.04 06:30