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2009.05.10

たいら利賀ライド

たいら利賀ライド
R156の富山庄川沿いと山越えして旧利賀村周辺を走ってきた。東海北陸道の全通といちころ(156)線の異名をもつこの国道は工事だらけで大型車進入禁止が功を奏して、朝方はほとんど車はこない。たまに来るのはブンブンいわせてるオートバイだけ。そのせいか国道に被さるロックシェッドには安心して巣作りにいそしむツバメの姿が多く見られました。(写真はロックシェッドのシネマスコープからの新緑)

主なルート:たいら道の駅-(R156)-小牧ダム-(R471)-新楢尾トンネル-栃折峠(折り返し)-新楢尾トンネル-(k34)-千束ダム(折り返し)-旧山の神トンネル(折り返し)-新山の神トンネル-たいら道の駅


GW前に、京都のサイクリストKさんからロングライドのルート相談のメールを頂いた。富山・城端駅まで輪行、そこから五箇山まで抜けるルートの相談だった。R304の長い五箇山トンネル登りはパスして旧道の細尾トンネル越えを目論んでいらしたが、残念ながら私には今の詳しい状況はわからない。そこで、富山の道師匠ばったさんに相談することにした。

すぐにばったさんからどこでわかるんだろう?通行止めだからやめておいた方がよいとの返事をもらった。主な理由は落石だ。実際、以前錦秋の頃のこのルートを走った時も石が多かった印象がある。そのときはシクロクロスでも気になった。京都のKさんはロードでいらっしゃるから尚更だ。ばったさんは代替案まで考えてくれて、城端線を砺波で途中下車してR156による南下をすすめてくれた。

五箇山以北のR156はずーっとノーマークだった。冒頭書いたように大雨ですぐに「いちころ」とは聞いていたのでそんな認識があったせいもあるだろう。Kさんからは無事帰還された旨のメールが届いて、ばったさんに報告するとまだ行ったことのない旧利賀村エリアのご紹介があって今日は飛び出してしまった。

といっても、この辺まで自走する足は無いのでたいらの道の駅のすみっこにでデポして、7:00前にRFX8ゴー!さっそく、R156を砺波方面に北上することにする。まだ風は冷たくて、冬用アンダー+夏ジャージでなんとかしのげる感じ。ぐんぐん下ってようやく緑のダム湖沿いのワインディングロードを楽しめる頃には身体が温まってきた。

時々、工事の信号でストップがかかるのは煩わしいけど、満々と水をたたえたダム湖と新緑に包まれて信号待ちするのも悪くない。この辺には遊覧船でしか行けない大牧温泉があるがおそらくながーい大牧トンネルの外側に位置するのだろう。遊覧船乗り場のある小牧ダムからR471へ。

このR471北端は地元能登南部の練習コースでもあるが、富山のこんな山奥をジグザグに縫ってやがて飛騨温泉まで続いている。一度走破してみたいものだがこの先の楢峠付近が険しくてすぐに路肩が雨で流れて工事中。開通するのは秋口のほんのわずかな間だけだという。この辺は急坂だけど道はきれい。庄川の支流利賀川はどんどん深く谷間に見えなくなってしまう。もう一山越えるには新楢尾トンネルを使うしかないけど、地図を見ると越道峠(こえとうと読むそうです)の文字。とりつき口を求めて右往左往してようやく地元のおじさん発見。どこかと聞くけど舗装はしていないという。今日はロードだから即あきらめて、トンネルで。

深く谷を削っていた利賀川にくらべてこちら側の百瀬川はコンクリートを駆使して大規模に開発してある。川沿いにも多くの劇場など文化施設やセミナーハウスのようなものも。帰って調べてみたら、夏と冬には大規模な演劇祭が有るらしい。これは知らなかった。芝居は好きだけどこんなに道がいいのだから周回レースができないものかと妄想してしまう。川沿い両側のストレートを使ってクリテリウムもおもしろいかも。深追いはしないつもりでそのままR471を富山・八尾方面へ。

しばらく行くと隘路となり、急な登りも出てくるが道は悪くない。富山空港へ何kmの表示も出てきて、ココへのアクセスは意外と便利なのかも知れない、と思っていたら栃折峠から車がドンドン下りてきた。この峠道がない頃の遺構だろうか人の高さぐらいの小さな間口のトンネル発見。銘板には「栃折隧道」とあるが、向こうが全く見えないブラックホール。帰って調べてみると350mもあるということだし、一部陥没も確認されているが封鎖されていないのはトンネルマニアにはうれしい計らいかも知れない。

栃折峠で引き返して、利賀川に戻ってあとはそばでも食べて帰るつもりだったが、そば屋がまだ開かないので続きを遡上することにする。この県道はしばらくいい道が続くが通行不可の看板が目立ってきてこちらも深追いは止めにする。ここから先は酷道で有名なクリティカルパスの楢峠。整備に大きなお金を使う必要は無いと思うが、もしきれいになれば天生峠を組み合わせてロードで楽しめるビックルートができあがる。ここは使えなくてもたいらには抜けられるし、富山からはいいコースだと思うけど、結局サイクリストは発見できず。代わりに地元高校の駐輪場にロードレーサーが並べてあるのをみて感心。

そばは山菜そばにした。冷たくてうまい。最後はたいらに抜ける新山の神トンネルへ。大きな新しいトンネルのヨコに狭いけど舗装の道がある。そばは量も少なかったのでおなかには負担にならないはずと突入。ドンドン高度を稼いでいって路肩には落葉をかぶった残雪が目立つようになる。雪が積もった後に落葉したのか?こんな山道を丹念に除雪するとは思えないし。道を洗う流水やどろどろセクションも多くなってきた。しかし、沿道にはブナや水楢の若葉がもえさかっていて気持ちいい。心拍も180を越えた頃、比較的大きなトンネルが現れた。旧山の神トンネルだ。

そのわきにダートの登り口があって「山の神」の由来となっている大きな杉の木があるらしいが、ロードとこのクリートでは無理な話。先を急ごうとドロドロの山の神トンネルを抜けた先はダートロードだった。山菜採りに来ていたおじさんにこの先のたいら側の状況を確認するとオールダートでしかも通行止めとのこと。即あきらめてUターン。「気をつけていかれー」と年配のおじさんから何ともいえない温かい富山弁で声をかけてもらったとき、「山の神」の声をココで聞いたような気がした。

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コメント

mattaさん、ちは~です。
早速行かれたんですね。w

しかし、旧山の神&楢尾隧道まで行ってこられるとは……、
流石mattaさんです。◎

投稿: ばった | 2009.05.11 12:21

遊覧船船着き場の対岸ですが、昨年この場所でカモシカのサイドアタックをギリギリでかわしたことを思い出しました。
昨日は宝達山でまるまる太った狸と並走しました。5月はツーリングには最高の季節ですね。

投稿: Kさん | 2009.05.11 18:09

◆ばったさん、ルート情報ありがとうございました。この辺は厳しい地形と歴史が積み重なって濃いですねー。より楽しむにはオフロード車が必要だと思いますが、ロードで無理したおかげで雰囲気だけは感じることができました。

◆こちらもKさん、先日はどうもー。ほんといい季節です。今回、わたしもカモシカにガンつけられました。(^^)どかどかと国道に出てきましたよ。毛がダンダラに抜けかかった凶暴そうな奴でした。同一カモシカかも。

投稿: matta | 2009.05.11 20:27

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