« Giro di 金沢 (planning) | トップページ | ロードシューズ »

2008.05.04

第0回 Giro di 金沢

GiroDi金沢1
大変苦しいロングライドだった。最大の山場、医王山の夕霧峠では登攀用のローの歯数が25個あるのか数え出す始末。平地用の23Tから換装違えであってくれ!しかし、25Tは事実。そうであっても、フロントが52-38、リアが12-25のノーマルメカでこの激しいコースに太刀打ちするのは、この貧脚では無理な話であった。

今年は走れていないといいわけしても、少ない時間をやりくりせざるを得ないのはみんな一緒。もともとの素質もあるけど、人間そう大きく変わるモンでも無し。そう信じて、より楽しんで練習、レベルアップしていく仕組みを作るしかないだろう。しかし、このロングライドは概して楽しかった。特に、前半の野田山墓地登攀から繰り広げられる、金沢市街地にほど近い林道群の応酬は、美しい新緑とハードな登り、亀甲舗装の「パヴェ」等、ダブりも交差もせず、飽きさせない目を見張るモノがあった。

メンバー:コナさん(MAXSPEED97)、A宕さん(富山ローマン)、86さん(PowerKick)、けんさん(丸岡レーシング)、TAKARSHIさんJohnさんYottakeさんBombusさん、Phantomさん、たにさん、はたけさん、masaさん(トンデモクラブ)そしてmatta(ローマン金沢)の都合13人
主なルート(たにさんのログをコピペ):-野田山-平栗-坪野C-喫茶倉ヶ嶽-林道倉ヶ嶽線・伏見谷線・奥山線-内川ダム-犀鶴線鶴来側・金沢側-熊走大橋(休憩)-瀬領-北袋-王道線-見上峠-夕霧峠-百万石道路-k27-福光(昼食)-R304-人母-k274-源平ライン-倶利伽羅峠-旧R8-山の上-卯辰山-DNF-
走行距離【160】km
獲得標高:2800m?

自宅を6:00出発。少々補給を買い足してほぼ予定通り、集合場所の伏見台のコンビニ着。総勢、13名の変態サイクリスト達。すでに獅子吼を1本こなしてきた人もいる。「Giro di 金沢」考案者であり、本日の幹事であるkonaさんを先頭に山手の方へ隊列を組んで走り出す。山側環状に沿うように走る裏道を、今は住宅が立ち並ぶ泉野台地を見下ろすと、細い道ではあるが一直線に平地に向かっている道が何本もあった。

近年の都市計画のモノとしては細すぎる。江戸時代初期に作られた「長坂用水」もそのまま今に至るまでとうとうとした豊かな流れを維持している。この辺は昔は田園地帯であったであろうから、圃場を整備した名残なのであろうか?そんな妄想をしつつ、加賀藩ゆかりの歴史ある大乗寺から劇坂にとりつく。20%近いところもあってめげそうにあるが何とか食らいつくことができた。

その向こうには日本の「パヴェ」亀甲舗装の下りがあって、抜けることが可能。しかし、若干トラブル発生。この振動は凶暴だ。あとはどこをどうつないだか、ついて行くのに必死で、お知り合いのブログに登場するワードとしての「熊次郎」、「坪野キャンプ場」、「倉ヶ嶽」等しか認識できなかった。また、連休の好天という条件にもかかわらず、比較的クルマも少なくて、みんなでまとまって走れる楽しさを満喫したひとときであり、本日、写真を撮る余裕が残る最後のひとときでもあった。

内川ダムから鶴来へ抜ける犀鶴線にとりつく。標高を稼いでいくと谷間に広がる新緑、まだ真っ白な雪を頂く峰峰が手を伸ばせば届きそうにある。まさに"Giro"の名にふさわしい趣になってきた。ピーク近くで大規模な土砂崩れ。しばらく開通お預けになるかも知れませんね。私はここが熊走への経路と勘違いしていて、突破もやむ無しとひとり息巻いていたがここで折り返して正解だった。

この犀鶴線では、johnさんがリアホイールのトラブルで代わりのホイールを取りに行かれたし、けんさんのパンクがリムフラップの劣化が原因で、phantomさんの的確なサポートを受け、直近のショップローマンまで調達に走られた。これは行ってこいのロングライドではできない対応で"Giro di 金沢"の大きな利点でもある。そして、のちの福光の昼食ポイントで無事全員合流となった。

熊走での休憩ののち北陸学院のグランド経由で、王道線にとりつくがメンバーの姿を前に見つつ走れた登りはこれが最後。見上峠から夕霧峠までの長い登りで私は完全に足が終了した模様。それでも、元気な小鳥たちのさえずりの中、行き交うハイカーと挨拶しつつ何とか楽しみを見いだし夕霧峠に到着した時には、ずいぶん皆さんをお待たせしてしまった。

国見ヒュッテで休憩ののち、百万石道路を一気に下って、k27をつないで福光のエイドポイント、カツカレーうどんの「どんたく」に到着。ここがうまいと聞いてからずいぶんと経ってしまった。ローマンのN部さんが企画してくれたうどんライドもタイミングが悪くて欠席したし、休みの昼時は駐車場が満杯になるので思いを果たせずにいたのである。やはり評判どおりのおいしさ。私はノーマルのサイズで満足したが大盛りにしたり、ご飯を追加したりの人も。

さあ、しっかり食べて回復したし、先を続けよう。R304を一旦、金沢方面へ向かう。倶利伽羅峠へ向かう裏道を提案してくださったハチロクさんが結構なペースで先頭を引く。さっきのカレーが上がってきそうだ。やはりルーは抑えてご飯に切り替えるべきであったか。入母から入って倶利伽羅への源平ラインのとりつき口までは、A宕さんと前を引く。A宕さんは昨日の合同サイクリングで小矢部から自走で150kmも走っていて。今日は"Giro"で200km超は確実だろう。脱帽。

せっかくのカレーうどんも、もうここで切れました。源平ラインでは早々にみんなを見送って、またひとり旅。この時期、この周辺は八重桜祭りであるが大方の花は落ちてしまって、路肩は濃い桜色で染まっている。今日は夏のような日差しだが、しづごころなく花の散るらむとつぶやいてみる。phantomさんとたにさんにお迎えにきてもらって、垂れた走りでも不思議と力が出てありがたい。

倶利伽羅不動尊前の自販機は故障中。もう、100回はきてると思うけどこんなこと初めて。下って旧R8沿いのコンビニで休憩。ここからは金沢北部マニアの本領を発揮したいところだが、私は足が終わってるし、もうずいぶん日も西に傾いた。ハチロクさんがよりマニアなコースを提案されたが、私の及び腰が幸いしてこのまま卯辰山へ向かうことにして、一旦私のDNFは取り下げ。しかし、ハチロクさんのレパートリーは半端じゃないなー。今日走ってきたルートはすべて頭に入っている様子だし。

北バイパス開通により、県道になってしまった旧R8でBombus特急、出発進行!サイコンが不調で体感のみだが40km/hで突進している模様。しかも、向かい風の中。ローテーションも考えるが、私の足では付くのが精一杯で3M(まじもうむり)。何度か切れそうになるし。結局津幡を通過して森本の町境あたりで私は切れてしまったが、たにさんが丁寧にアシストしてくれた。ありがとう。

今日2度目の泣きを入れようとkona隊長のところまで上がろうと試みるが、時すでに遅しで案の定、山の上の交差点で左折の合図。もう涙目。蛇行する寸前。みなさんに待っていただいた工芸工房までが過去最大に長く感じたが、これから下りと聞いてようやく一息入れた。東山の観光客の雑踏のなかでkona隊長に暇乞いをして本日終了。

この後、本隊は帰厚坂の20%をどん欲に取りに行ったとのこと。次回は完走したい。反省点としては、地足の無さはおいといて、無理して足を使わないようにペース配分を考えることが肝要だ。未知の道で楽しくなってくると、ついつい調子に乗ってしまう。仲間がいるとどうしてもアドレナリンが出まくっているようで、気がついたら足終了を何度か繰り返した。ネットで情報くださったのを予習していても、実感として走行経験がないのもある。

また、機材に無理がある。臨機応変にコンパクトドライブに切り替えられる準備が必要。ノーマルメカでこんなに山岳こなせる様にはもうなれんでしょうし、最後まで足を持続させる仕組みは必要だ。まあ、つまるところ練習不足。当面は”Giro de 金沢”を完走できる力をつけていきましょう。phantomさんに水を向けた白山一周ライドがツール・ド・高山1dayに化けてしまったし、これを目標を置けば大きな飛躍もあるやも。

なにはともあれ、本日も思い出多き日となった。こんな機会はそうあるものでもないし、いろいろな制約上できることでもない。とりもなおさず、楽しかったなぁと人生を振りかえるときの一コマとなるのは確実でしょう。konaさん始め、12人のメンバーには改めて感謝。

GiroDe金沢4GiroDe金沢0GiroDe金沢2GiroDe金沢3GiroDe金沢5

|

« Giro di 金沢 (planning) | トップページ | ロードシューズ »

ロングライドレポート」カテゴリの記事

コメント

matta師昨日もお疲れ様でした!
スーパーデジカメな躍動感あふれる写真、素晴らしいです!!
また、変態サイクリングよろしくお願いいたします。

投稿: TAKARSHI | 2008.05.05 16:58

mattaさん、昨日はお疲れさまでした。
お天気にも恵まれ、これだけの満腹感はなかなかでしたネ!!
で、またまた明日チームの変態仲間と”石動・宝達山あたりを”などと申しておりまして・・・

もしご都合がよろしてれば”GWラスト変態ライド”ご一緒にいかがですか?


投稿: ハチロク | 2008.05.05 17:51

TAKARSHIさん、ハチロクさん、昨日はお疲れ様でした。
◆TAKARSHIさん、ありがとうございます。何も考えずに撮ってますが被写体がいいので上げました。しかし、あの難コースを最後までイイ走りをされましたね。すばらしいです。コチラはヘタれたところをお見せしてお恥ずかしいのですが、この現実から何とかしなくては。ロングの企画(妄想)いろいろあります。また是非おつきあいください。
◆ハチロクさんと専攻(金沢北部)が同じかと思っていましたが、金沢南部もお詳しくて。脱帽です。師匠と呼ばせてください。
>”GWラスト変態ライド”
おお、是非行きたいのですが、いろいろ宿題あるのと、回復にもう1日は要しそうですので、今回はDNSさせてください。また誘ってください。内灘練習会も是非お願いいたします。

投稿: matta | 2008.05.05 19:05

mattaさん、昨日はお疲れ様でした。十分に回復してまた今度に備えてね。で、例のブツは本日2時半ころにローマンへ届けておきましたので回収よろしくお願いします。それはそうと、能登海鮮丼ライドよろしくね~。

投稿: Bombus | 2008.05.05 19:51

◆Bombusさん、昨日はありがとうございました。噂に聞いたBombus特急にはしびれました!「能登海鮮丼ライド」是非やりましょう。おいしいネタ(ルート、お店)は仕込んであるのですが、あとは時期ですね。6月はレース目白押しですし、7月はもう暑いですし。今月でしょうか。ブツもありがとうございます。あやかれるような走りがしたいです。

投稿: matta | 2008.05.05 22:18

matta師、お疲れさまでした。
やはり、まずはコンパクトドライブですね。10%超が目白押しのコースではコンパクトでないと脚の被害が甚大です。
「能登海鮮丼ライド」「ツールド高山」も楽しみにしています。金沢北部のパスハンティングもしたいのでまた誘ってください。次回は肝トレまでよろしく!

投稿: コナ | 2008.05.06 06:45

mattaさん、こんちわ!
ノーマルで10%目白押し…?
無謀ですわ~!?^^
僕なら間違いなく、途中でリタイヤっすね…。

投稿: Choko | 2008.05.06 15:20

◆コナさん、今回はプランニングから夜の幹事までお疲れ様でした。きっと忘れられない1日となることでしょう。しかし、コナさんはずいぶんお強くなられましたね。道具で近づけるものなら、CD!まだまだ山岳ロングの企画があるのでこれは行くつもりです。本当にありがとうございました。
◆Chokoさん、ご覧の通りでございます。(笑)しかし、お怪我されたそうですね。これは大変!早く治してくださいね。能登は逃げやしません。早い回復祈っています。

投稿: matta | 2008.05.06 20:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23347/41090226

この記事へのトラックバック一覧です: 第0回 Giro di 金沢:

« Giro di 金沢 (planning) | トップページ | ロードシューズ »