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2007.05.13

法恩寺山ヒルクライム2007

下界は新緑でも、本日のヒルクライムレースの法恩寺山は低山とは言え1000mちかくあって、まだ春の芽生えといった様相。雨こそ無かったが、レース終盤の若干の下りでは肌寒く、アームウォーマーをたくし上げた。追い込めていない証拠なんだなと、心拍計を見ると案の定、普段の練習ペース。ヒルクライムレースで寒さを覚えるようじゃもう終わっている。練習以上のことはできないとはわかっていても、レースになればと過度の期待というか妄想を抱いてしまう自分の甘さが身に染みる。

そのとき、目の前に振り子のようにゆらゆらゆれる光が。それなりに追い込んでいたせいで、最近、とみにひどくなってきた飛蚊症の影響かと目をこする。汗だ。ヘルメットの下にかぶっていたサイクルキャップのツバに汗が水滴になって落ちそうで落ちない。どうもツバの微妙な曲線がこの妙技を生み出しているようだ。ゆらゆら揺れるキャップのツバの水滴は、本気度高いレース志向か、お気楽ライド志向か揺れる中年サイクリストの心の内を見透かしているように思えた。

法恩寺山ヒルクライム 距離:17.3km、標高差:730m タイム:55分55秒 順位不明


2週間前に試走したときは同行のチームメンバーに完全に置いていかれて成績については覚悟していた。しかし、これではいかんのだ。せめて全力出し切るような心積もりがなくては。そう思いながら数日過ごしてテンション高めた当日の朝、3:30起床。okada君を今町(4:45)、木村君をローマン(5:00)でピックアップして勝山に向かう。

6:30前には会場の勝山市、長尾山運動公園に到着。チームのみんなと合流した。今日は思いのほか寒くて、ゴール付近の法恩寺山の方角は雲がかかっていて、ゴールに搬送する荷物の中にカッパを入れとく。召集の7:45までにはまだ時間があるので、追加補給などして比較的のんびり過ごした。開会式にはパワーキックのハチロクさんと参加。昨日はなんと100km以上乗り込まれたそうだ。開会式のあと預ける荷物に冬用ジャージを詰め込んで、アップスタート。このレースお定まりの公園坂道を利用してアップダウンしていると、地元の子供達の太鼓とお囃子で賑やかになってきた。寒いのでハッピ姿の子供達が風邪を引かないか心配だ。

スタートは一斉だ。全クラスあわせても200名程度と聞いていて、そんな人数でもない。先頭にはエキスパートクラスに参加の国内ヒルクライム第一人者、筧さんと肩を並べて、トンデモクラブのphantomさん、ローマンのむらいくんとsasakiくんが待機している。スタートでかしましくアナウンスする進行役の女性はあの土肥さんだったと知ったのは閉会式のこと。時間どおり8:00にはドンとスタートした。

予定した展開は、コース後半の激坂に備えてスキー場のあるJAM勝山までは心拍170台で抑えて温存、その激坂は何とか垂れずにいってあとは全力という算段。しかし、抑えるのはいいけど最初の登りに取り付いたところで、チームやお知りあいのみんなに完全に遅れをとった。ひそかに当てにしてたハチロクさんもはるか前。ペースの合いそうな人を物色することにした。

心拍は170前半。いつもなら多少は余裕が感じられるはずのペースなのに今日はハーハーゼイゼイ辛いばっかり。ペースの合う人と先頭交代しながら何とかやる気を萎えさせないように進む。中間地点、JAM勝山若干の平地で一気に先行したけど、蛇行するキツイ登りですぐつかまった。そして後続の集団5名ほどに次々にパスされていく。次の激坂でも次々と順位を下げていった。

最後のアップダウン区間では冒頭のように寒ささえ覚えていた。あとは惰性でゴール。やっと終わったって感じだ。しかし、結果によらず闘いのあとのひと時はいいもんだ。冷たいお茶を持ってきてしまったが、5月の法恩寺山はホッとコーヒーが向いている。みんなで寒い寒い言いながら下山。

結果、エキスパート2位にローマンのsasakiくん、エージではプリンスロードのパラッチさんが1位、パワーキックのハチロクさんが6位。okada君とトンデモクラブのたにさんが惜しくも7位と入賞を逃したが、順位によらず個々には思いがあって悔しかったり嬉しかったりするのもレースの醍醐味なのである。

シーズン中は少なくともひと月に1度はレースに出よう。そして、これをマイルストーンにして自転車生活を向上させよう。一時レースから心が離れかけた私であったが、そう思えたのは今回の収穫である。


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コメント

mattaさん、お疲れ様です。
いよいよシーズン開幕っですね。臨場感のあるレースレポ、今年も楽しみにしておりますデス。またどこかのレース(乗鞍?)でお会いできれば...ですねっ。

投稿: えーじ | 2007.05.16 21:22

◆えーじさん、コメントどうもありがとうございます。またもやへたれなレポートあいすいません。今年は乗鞍欠席です。チームからはちふさん始め数名参加しますので、また声を掛けてやってください。今度はぜひコチラへどうぞ!ツール・ド・のとなんていかがぁ?また、面白そうなレースありましたら教えてくださいね。

投稿: matta | 2007.05.16 22:04

勝山お疲れ様です。
パラッチです。

写真を頂ありがとうございました。

レース当日で全力を出し切るため
自分はレース3、2日前は練習
しないようにしています。
体調を整える意味でもありますが、
自転車に乗りたい気持ちを充電する
意味でもあります。
気持ちが充実していると、レース中
辛い時でも、いつもよりがんばれる
気がします。

投稿: パラッチ | 2007.05.17 12:20

◆パラッチさん、なるほど「乗りたい気持ちを充電」ですね。いいフレーズです。今度使わせてもらいます。たしかに、レースの週になってからバタバタ練習始めたり、カーボローディングと称して大食いしたりでは出せる力も出なくなってしまうでしょう。やはり、計画的にコンディショニングしてピークに持っていかなくては。今後ともヨロシクお願いします。

投稿: matta | 2007.05.17 16:11

遅くなりましたが、レースお疲れ様でした。
>順位によらず個々には思いがあって悔しかったり嬉しかったりするのもレースの醍醐味
というのはまさにそのとおりだと思います。レース中は各人にドラマが起こっているんですよね。それを後から思い返すのもまた楽しいです。(自分のブログでもツラツラ書いてます)

このHPは以前から拝見させていただいてたのですが、今回のレースでようやくmattaさんにご挨拶できました。ちふさんより道マスターと聞いております。いつかいろいろ案内していただける日を勝手ながら楽しみにしております。これって変態ライドかしら?(^^)

投稿: たに | 2007.05.18 21:49

◆たにさん、いらっしゃいませ!レポートも拝見しました。レースを筋道立てて熱く、冷静にそして前向きに振り返っておられる様子に感心しまた。ペース配分については私もまだ成功したことはありません。条件が均一もしくは周期的な周回レースでも展開によっては、逃げやスプリントなど条件がまったく違ってきますもんね。ただ、以前ONE/WDさんの練習会に参加したとき最後にピークを持っていくことの重要さを説かれ、それをレースで勝つことを目的にする以外、低レベルながら競技力向上という観点においても実感できたこともあり、以来そのように考えております。非常に難しいことなんですけどね。

変態ライド行きましょう。コースも金沢以北でしたらご案内できますので、是非どうぞ。今後ともよろしくお願いします。

投稿: matta | 2007.05.19 07:22

mattaさん、こんにちわ!
勝山お疲れ様でした!さすがmattaさん…相変わらずポジティブなラスト・コメント。勉強になります。お互い?年々辛くなるヒルクライム人生ですが、がんばりましょう!(笑)

投稿: Choko | 2007.05.21 18:19

◆Chokoさん、どうもコメントありがとうございます。ヒルクライムにはきっと峠があるはずですよ。これを楽しみに漕ぎつづけましょう。小豆島行って来られたのですね。先週はご一緒すべく画策してましたが、残念ながら断念しましたぁ~。次こそよろしくおねがいします。

投稿: matta | 2007.05.21 20:18

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