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2006.10.01

グランフォンド糸魚川

フォッサマグナの西辺に位置する糸魚川は海辺まで急峻な山地が迫っていて古よりの難所が数多くある。そんな山々を縫い、「日本の農村」と題されるジオラマセットのような数多くの小さな山村をロードレーサで駆け抜ける。稲を天日にさらした「はざ干し」から下ろして脱穀機にかける様子なんて30年ぶりだろうか。ベタ凪の日本海に沿う旧北陸線から生まれ変わった、自転車道からの眺めも最高。そしてなによりこの「グランフォンド糸魚川」は、地元の人々のもてなしの心、ホスピタリティにあふれた誠に心温まる手作りイベントであった。

■主なルート
糸魚川近辺山岳コース 走行距離【120】km (グランフォンド糸魚川)

4:45内灘駅でHNさんとfumifumiさんをピックアップして、北陸道経由で賑やかしく:)糸魚川へ。そして7:00前には受付会場のマリンドーム能生に到着した。スタートの8:00までには余裕。のんびり準備と受付。こちらが地元のYottakeさん発見、ごあいさつ。開会式直前に富山の海苔ピーさん御一行が到着。また、ご近所レーサのk村さんとy口さんもお久しぶり!一緒に列についた。そして、8:00から約10名のグループが、1分の時間差スタートで都合450人が順次スタート。

波静かなる海沿いを直江津方面へ向かう久比岐自転車道のロケーションに気持ち良くなってついつい調子に乗ってしまう。HNさんごめんなさい。そして10km程で、内陸に入り名立川を遡上開始。私と同じバイクRFX8の「お友達」を見つけたり、K村さんが積極的にペースを上げるうちに本日の最初ののぼり(400m)取り付いた。今日は120kmコースの場合、大きく分けて4つのピークがあり、いずれも標高400-600mのなるほど納得のグランフォンド。すぐ前に、ONE/WDのウメさん夫妻を発見して、ごあいさつ。今日は心拍が気持ち良く上がる。のっけから心拍は170前半。そして、180にもかかり先行した人をひとりまたひとりとパスできるけどあとが長いので一旦抑える。勾配はそんな急ではなく、かといってゆるくも無く、息をハアハア言わせながらここ最近悩みに悩んでいたクリート位置がようやく身体に響き始めたなあ~と思っていたら、ウメさんがタイヤをうならせながらパスしていった。

このピークを過ぎたあたりでエイド1に到着。メニューも豊富でしっとり海苔巻きおにぎりに笹寿司と笹団子などどれも非常においしい。初めはあとの人のことを考えたりしてセーブしていたが、どーも制限らしきものはないようで、あとになるほど遠慮せずにパクついていた。一旦下って、本日最高高度の2つ目のピーク(600m)に取り付いたところでMS97のコナさん発見。先月の変態ライドでは手も足も出なかった。今日私はリフレッシュしていて調子はいいみたいだし一矢ぐらいは報いたい。一方コナさんは昨日「おやじ錬」の激しい補講があったとのことでずいぶん弱っているご様子。しかし、ここで手を抜いては失礼にあたるのでこちらは目一杯行く。

このグランフォンドでは、ピークまで1kmごとにカウントダウンマーキングがしてあるのでペースがつくりやすい。一時的な下りはあるけど約10kmののぼりはさすがに効いて来た。中盤でちょっと息をついてふと振り返るとコナさんが外国人サイクリストを従えてぐいぐい迫ってくる。ついに追いつかれて「登りで元気が出てきました。」と不気味なことをおっしゃる。写真などとっての牽制モードも入るけどアドレナリン出まくりの「燃えたぎる熱き血潮」を爆発させてなんとかピークに先着した。

本日3つ目のピーク(500m)までは一番きつかったかもしれない。広い県道で、見かけ上はそう急でもないような印象を受けるが、目を凝らして登りの行く先を追ってみると、ほぼ一直線に路面が延びているのが分かる。リアの23T、25Tチョコチョコ切替ながらできるだけシッティングでのぼる。しばらく、アンカーRAの青年と並走。こちらはヒーヒー行っているのに彼は涼しい顔。去年始めたばかりでスポーツ経験は無いそうだ。下って下って下った先の稲刈りが終わったばかりの独特の香りが漂う農村を一直線に突っ切って、エイド3へ。ここのメニューで目を引くのは写真のような笹寿司だ。笹で包まずオープンになっていて、乗っかっているしいたけ、紅しょうが、錦糸玉子などの具が見た目かわいらしい。

最後のピーク(500m)にむけ、またコナさんとご一緒する。このグランフォンド唯一の交通量が多い国道148号を走るルート。ロックシェッドの暗がりもあるのでテールライトは必須だったとこのとき思い出した。ローマンで買ったという電池長持ちのライトをお持ちのコナさんに後ろに回っていただいて、このデンジャラスゾーンをクリアした。国道を離れ、のぼりへの取り付きざまの激坂には一瞬たじろいだが、あとは平均5%のいい斜度をくるくる回していく。

いいペースで既に80kmを走ってきた。痙攣もハムストリングや内腿など大腿周囲で発生している。これまで私の場合は、足の痙攣=こむらがえりであったが今回は望ましい部分を酷使している証明ともいえようか。この最後ののぼりを、並走する参加者とかみ締めながら踏みつづける。私はなんだかさびしい気もした。途中、私のRFX8に興味を持ってくださった、LOOKカーボンのアダルトの方に試乗していただいたり、自転車にいたる遍歴を披露しながら語り合う人もいたりと、グランフォンドならではの楽しみ方もできた。

最後のエイド4でツリのダメージ少ないように、丹念にマッサージ。エイド4を出た後は、糸魚川市街地をサポートバイクがガイドで引いてくれる。複雑な林道をつなぐルーティングもずいぶんガイドしてもらった。最後にまた海岸線の久比岐自転車道にでて、コナさんともうクールダウンとした。そして14:30にはゴール。参加賞、紅ズワイガニ1匹をそれぞれ受け取る。私は追い銭出して2匹にしてもらったつもりだったが、帰って食卓に包みをぶちまけると、大き目のが2つ。小さ目のが3つ。試食で足をもがれたのが「1個」とおまけが凄かった。

帰路の移動は雨模様。走っている間は日差しにもさらされず、雨にも降られず終始気持ち良く走れたことを天に感謝した。8号線を北上していくサポートバイクの集団とすれ違う。まだ、走者もいるようだが雨はまだしばらく本降りにはならないだろう。北陸道、富山に入ったあたりで雨も激しくなる。HNさんとfumifumiさんで車中楽しく反省会しながら金沢へ向かった。

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コメント

mattaさん、昨日はお疲れ様でした。お会いできるかな?と思っていたのですが、会えずじまいでした。とても残念。

坂の感じとして金沢で言ったら犀鶴林道や見上峠を感じさせる坂だったな、と走っててそう感じました。やっぱりサディスティック・ロングライド(みたいなもの)をやらないとダメですね。(^_^;)

風景も良く食べ物も美味しく実に辛く楽しい1日を過ごせたと実感しております。

投稿: こういち | 2006.10.02 08:08

こういうお写真を拝見していると…「走りたくなるんですよねぇ~!」(笑)

投稿: Choko | 2006.10.02 10:08

matta aniki
kinou ha arigatou gozaimashita.
hetareta tokoro wo mirarete hazukashikatta ze.
photo itadaite ikimasu.

投稿: コナ | 2006.10.02 12:03

こういちさん、Chokoさん、コナさんコメントありがとうございます。
◆こういちさん
スタート前にトンデモさんのジャージを着た方を何人かお見受けしていました。コース良し、エイド良し、何よりもてなしの心、ホスピタリティを感じさせるイベントでした。犀鶴-宝達はダメージ大きく正常な社会生活を営む上では年1回ぐらいに抑えたほうが良いと思います。(笑)
◆Chokoさん
やはり、大勢で走るイベントは楽しいです。運営もアットホームで大変オススメです。来年は是非どうぞ!
◆コナアニキ
一瞬、海外からのスパム攻撃かと思ったゼ!(笑)ココログはマックユーザにトコトン嫌われたいんでしょうかね~。(汗)今回もご一緒頂きありがとうございました。また楽しいライドになりました。コナさんがプレッシャーかけて下さったお陰で、最後までテンション保てたんですよ。

投稿: matta | 2006.10.02 21:28

どうもお疲れ様でした!
私は昨年参加しましたが、今年は事情があって不参加でした。
記事を拝見すると、大体どの辺りのことなのかよく思い出すことができました。
3つめのピークのキツさ、国道の後の激坂など・・なつかしいです。
天気も良かったようで、なによりです。
日本海側は「のと」や佐渡210kmとか、グランフォンド系が充実してきていますね。
来年はどこかへ出場したいです。

投稿: KNIDer | 2006.10.05 00:26

◆KNIDerさん、コメントありがとうございます。前回は出てらしたのですね。先ほどレポート拝見しました。高速バス輪行の留意点などもとても勉強になりました。今回はお天気に恵まれ申し分ありませんでしたが、去年の過酷さは語り草になっていました。(^^;)「のと」も素晴らしいコースですから、是非いらしてください。また、来年3月に金沢発氷見海岸周り200kmのプライベートロングをやる予定ですのでこちらも是非!

投稿: matta | 2006.10.05 20:23

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