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2006.04.30

山菜ハンティング

春先に自転車に乗って林道を走っていると、森に分け入る中高年の人たちの姿がよく目に付く。そんな話を家人にすると、せっかくだから何かとって来いと焚きつけられる。まだまだ走ること自体が楽しいから、そんな気はさらさら無い。でもどんな山菜が食べられて、どんな調理法をするのかは以前から興味があった。能登のクライアントのHさんが山歩きがお好きとずっと前から聞いていて、いつか実地訓練をお願いしたいと思っていた。そしてようやく今回教えを請うことができたのだ。

Hさんの専門は「コケ採り」(こちらではキノコ採りの事をこういいます)。Hさんの山菜の先生、Yさんにせっかくだから教えてもらおうということになり、ご一緒した。フィールドは能登半島中山間地。もちろん、山菜を生活の糧にしている農家もあるので、そんなところには立ち入らない。とり尽くすようなことはせず、できるだけ自然にダメージを与えないように食べられるだけ採ることが基本原則だ。

Hさんは団塊世代、Yさんは私の父親世代。ハイキングの延長のようなものだろうとたかをくくっていた。しかし、予想に反して、アップダウンの激しい、というかほとんどがけのような道無き道を、ツルやイバラと格闘しながら進むことになった。

準備として、汚れてもいい服装は当然ながら、軍手、長靴は必須アイテム。とくに長靴は重要なポイントだ。トレッキングシューズも選択肢にいれていたが、沼地や沢のようなところも渡る。そして、タケノコ掘りには敏感に枯草の下の状況を感じ取れるゴムの長靴が最適だ。

また、ナイフも必須。私は小さな鎌のようなものを準備したが、これではタケノコを長靴でヒットしても体よく掘り出すことは不可能。やはり、ランボーがもっているような刃渡りのあるしっかりしたものが使い勝手がよい。といってもペーパーナイフのような加工がしてあるので、そんな危険なものでもないだろう。千数百円程度のもの。

詳しくは下のアルバムを見ていただくとして、タケノコは別にして、とったばかりの山菜がこんなにおいしいものとは思わなかった。カタハなどただの草のように見えたが、さっと炊いて塩味だけでも大変おいしい。ウドのてんぷらはビールにぴったりのつまみになった。酢の物も絶品。新緑が萌え出した森の空気もうまい。自転車で駆け抜ける林道もいいが、草木がいっせいに芽を出す地面を踏みしめて歩くのも新鮮な感覚だ。

今日も、私たちが山菜取りをした20kmほど南の宝達山で熊に遭遇した年配の方のニュースがあった。幸いにらみ合っただけで怪我は無かったようだが、ようやく私も、山菜取りに熱中する人の気持ちがわかった。今度は大き目のザックを準備することは間違いないだろう。したがって当初目論んでいた、シクロクロスバイクのようなオフロード用自転車で山菜取りライドなんて無理。素直に山菜取りという目的に絞るのが順当であろう。秋はHさんに「コケ採り」の指南を頂くつもりだが、これもはまりそうでコワイ。

山菜ハンティングのアルバムはコチラ

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コメント

山菜採りは私も好きです。若い頃はそうでもなかったのですが、年取ったってことなんでしょうねえ。オヤジ道にハマッたって感じですかね。
アンカーのインプレも読ませていただきました。私のホームページも新しくなりまして、バイクの写真も載せてますんで、見てやって下さい。

投稿: leohirose | 2006.05.01 19:12

leohiroseさん、コメントありがとうございます。

ホントですね。以前は山菜そばぐらいしか口にする機会は無かったのですが、採れたての山菜は大変美味でした。こんな風に年齢を感じられるなら歳をとるのも悪くないですね。リニューワルされたページも拝見しています。レース、練習会でもよろしくお願いします。

投稿: matta | 2006.05.02 06:45

TBさせていただきました。
かなり本格的な山行だったようですね。
私はトレイルランコースの脇で、ちょこっと採取しています。
「キノコ」も挑戦してみたいのですが、山菜以上に同定が難しいですね。

投稿: Go-T | 2006.05.02 13:35

Go-Tさん、毎度どうもありがとうございます。

キノコはおっしゃるとおり奥が深いようです。下手したら命にかかわりますし。しかし、同行したお二人はタフでした。アドベンチャーレースの山菜パートがあったらイイ線いくと思います。(^^)>

投稿: matta | 2006.05.02 22:11

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