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2006.04.09

能登島ファーストラン

私が、自転車関係のハードウエア全般に渡りお世話になっているサイクルショップ「ローマン」の主催する「能登島ファーストラン」へ今日は参加してきた。サイクルショップが、自転車を楽しむソフトウエアも提供する良い1例だと思う。

たしか、このローマンへ通いだした2000年翌年の2001年から途中欠席することはあったが、特定のイベントには飽きっぽい私にしては、よく顔を出しているイベントだと思う。はじめの2回は現地の能登島の中を1周するサイクリングを、ショップの常連と楽しむだけであったが、そこへ、富山ローマンの常連たちがはるばる「踏んでくる」様子を見て驚いたことを思い出す。往復、200kmの行程をチームで能登島までやってくるのだ。

主なルート:-津幡-かほく-羽咋-鳥屋-田鶴浜-能登島-七尾-鹿島-押水-かほく-津幡- 約160km。 実施計画はコチラ

自転車でそんな長距離を走りきることをリアルで知った初めての出来事であったと思う。そして、ある程度走れるようになった2003年に初めてこの能登島に自走で出向いた。このときは、たしか富山ローマンの面々と帰路だけ混ぜてもらい七尾市街から鹿島町内に入るアップダウンで早々に千切れ、のんびりサイクリングモードで走っていたら、その後パンク修理待ちのメンバーに追いつき、また早々にちぎれて氷見方面の山道へと消えていったメンバーの後姿を見送ったのだった。

翌年2004年も一人で能登島に向かった。このときは雨降り直後で、路面からの泥水のはねかえりを嫌いスポルティフで出発。現地で、今仲良くしてもらっている若さあふれる金沢の常連たちと知り合うきっかけとなった。去年は朝からの雨で無念のDNS。そして、今年は念願の自走金沢隊を編成して本日スタートできることになったのだ。

未明の雨も朝には上がり時折朝日も差してくる。後輪の泥除けセットしてRFX8で集合場所の金沢ローマンに向かった。ついたときにはY幡さんがすでに「寒い寒い」といいながら待っていて、30分早く集合時間を認識されていたとのこと。(掲示板にしっかり書いておけばよかったですね。ごめんなさい。)すぐに金沢スタートの、chifさん、okadaさんも到着。私がクリート位置調整でもたもたしていたが、予定時刻前にはスタート。今回の参加は金沢からは実力者の森下さん、ピーススポルトからY幡さん、ご近所サイクリストのkonちゃん、Roman金沢からY山さん、chifさん、みかみさん、okadaさん、mattaの都合8名。

卯辰トンネルを抜け、鳴和から森本へお定まりの旧北陸道を行く。開通間近の山側環状線で行われるウォークラリーの案内が出ている。これができれば、ローマンのあるもりの里近辺から能登方面へのアプローチは大幅に改善されるが、今回開通する長い月浦トンネルの自転車走行はどんなであろう。卯辰トンネル口から遠目には車道と歩道を分離するシールドのようなものはうかがえない。ただ、道幅がありそうなのですでに開通している森本トンネルと同様、自転車の通行が許されればダイナミックな高速ルートになりそう。車のプレッシャーが問題だけど。

060409chif森本地内旧道で、chifさんのロラブルの後輪がぺしゃんこに。ちょうど良いスペースがあったので場所を借りてパンク休憩。ツールのメカニシャンよろしく、スコっと後輪をはずしてパンクの原因を調査。したたか降った雨のため寝ていた小石が立ったのであろう、3mm位のとんがった小石が突き刺さっていた。接地面に食い込んだ小石の摘出には手間取ったが、chifさんの手際の良いことといったら。調整弁つきの加圧ボンベでものの5分もかからなかったであろう、あっという間に直してしまった。津幡でランデブーしたkonちゃん宅でポンプを借りて再加圧しても、宇野気のコンビ二でランデブー予定時刻前のモーニングタイムを楽しむY山さんを急かしてしまう勢いでここまで走ってしまった。

宇ノ気地内は旧道を行く、七塚に入ったところでR159を免田駐車場まで北上。ここでみかみさんと合流。先日、金沢市内で落車され胸をステムでしたたか打ったそうでDNSを心配していたが、すでにスタンバイOK。男らしいー。ついでにトイレ休憩、konちゃんからの激しい突込み:)にもめげずにY山さんはスモーキングタイムも済ませて、R249を羽咋方面へ向かう。

羽咋市街地はパスして、能登ライドではおなじみの農道バイパスをいく。先日の能登ライド200のデポ地近くの千路から眉丈山トンネルで能登の丘陵に取り付くことも考えたが、そろそろ補給も必要だとも考え、西往来へ降りることにする。しかし私の前者の思いが通じたか、はたまた本日はじめての本格的上りにスイッチが入ったか、森下さんとY幡さんが水を得た魚のように眉丈山トンネルへ消えていった。

すぐさま若きエースokadaさんに伝言アタックをお願いし、じきにY幡さんが帰ってきたがなかなか森下さん、okadaさんとも帰ってこない。ヒルクライムの実力者森下さんにはいくらokadaさんとはいえ簡単に追いつくことは難しいだろうと、及ばずながら私も「逆お迎え」に出たところで、矢のように二人が下ってきた。

あとは淡々と平地を進む。一旦、旧鳥屋町地内でコンビ二休憩。20kmほど走って、能登島大橋に差し掛かった。ここは何度走っても私にとっては怖いところ。高校生のころは山岳部に入ったりして夏には北アルプスの断崖を鼻歌交じりに歩いたりしたものだが、今はなぜか怖い。自転車でしかもう山へ上ることはなくなったが、以前乗蔵岳に上ったときも何ともなかった。おそらく、真下に何もないのが怖いのであろう。でも、下に水がない渓谷の吊橋もなんでもない。水があるとだめなのだ。なぜだろう、落ちたら即死んでしまうだろう谷底よりも、海や川のほうがマシなはずだ。泳げないこともない。誰かがもし落ちたときに、助けに行かなければ卑怯者のそしりを受ける。そうなのか?などと馬鹿なことを考えているうちに、ほぼ予定通り、11:30過ぎには能登島の集合場所の駐車場に到着した。

富山から自走組の皆さんはほとんど到着していた。キャプテンはじめ富山ローマンの皆さんにご挨拶。なんだかずいぶんブルーが入っている。聞けば気の毒なことに、出発してから氷見まではずっと雨だったそうだ。靴下やウォーマなどがアスファルトの上にきちっと整列していた。N彦さんもかわいそうに地べたに座っている。温まったアスファルトでお尻を温めているのだろうか?なにはともあれ、飯メシ!今年はお肉がたっぷり入ったトン汁だ!さっき食べたばかりのその道のプロのkonちゃんも「美味い!」と唸っている。これを食べにわざわざ能登島まで来たようなもの。半杯のお代わりも頂戴した。

ことしからローマンに所属するというleohiroseさんやF木さんから近況などうかがい一緒にトン汁をすすっていると、海苔ピーさんも自走で到着。Y幡さんとkonちゃんに混ざってまあにぎやかなこと。内灘のチーム編成などあっという間に話は決まったようだ。食事が終わってのんびりしていると、富山からの自走組の能登島1周にkonちゃんもついて行くという。健勝ぶりに唖然としたが、一応okadaさんを護衛につけて送り出す。

まぶしい日差しに温められのんびり、harimanさんのラジカルな自転車話に耳を傾ける。この駐車場にたまたまやってきたのであろうか、よちよち歩きの幼児がカメラを持つ母親の求めに応じてポーズをとっている。あまりにかわいいので声をかけると、自転車に乗った私にチョコチョコついてくる。その周りをぐるぐる私は回る。しばらくこの子に遊んでもらって、気が付いたら13:00をとうに回っていた。護衛のはずのokadaさんは戻ってきたが、当のkonちゃんがなかなか戻ってこない。Y幡さんが迎えに行ったところでようやく戻ってきてひとこと、「何で止めなかったの~!」

ま、こないだは能登ライド200の厳しいコースを走り切ったもう立派な「ツワモノ」、大丈夫でしょう。休憩もそこそこに社長はじめスタッフに挨拶して出発!また怖い能登島大橋を渡ると追い風のはずなのに向かい風がきつくなってきた。近い将来能越道となる七尾市街へ通じるR249、市街地南端をかすめる県道経由で定番の東往来を南下した。

060409all旧道が国道に合流したところで、対向車線にkonさんが登場!休憩をはさんだとはいえもうすでに百数十キロ走ってきているはずなのに、Y幡さんはまだまだ元気。一気に集団を飛び出していく。そこへ鋭い走りで飛び出していくkonさん。終盤にきて練習会モードに切り替わった。

押水まで断続的にダッシュを繰り返すが、もうコチラは足も残っていない。押水でデポしたみかみさんとはここでお別れ。あとは惰性で内灘組と別れる宇ノ気のコンビニに到着。すぐに寒さに耐え切れなくなって、挨拶もソコソコに失礼することにした。おいてきてしまったと思ったchifさんが前方の農免道路をいいスピードで走っていく。声をかけるが気づかない。konさん夫妻と森下さんに別れを告げ、しろかきで鏡面のようになった田んぼにしらさぎが舞う姿を眺めながら、和歌でも勉強したくなる気分になった。

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