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2005.01.30

旧道探索

クルマで郊外のバイパスをドライブしていると、ふと、いにしえ人たちはどこを歩いていたんだろうか、と思うことが私には多々あります。今日のような寒い雪の日など、どこで一休みしたり暖を取ったりしたのだろうとシンパシーを抱かずにはいられません。なぜって?そう、私はふだんから自転車で「旧道」を走ることが多いからなのです。

自転車でどこを走ったらよいのかとお困りの方、ズバリ、旧道をオススメします。旧道と一口に言っても先述のバイパスができる前の旧道でしたら片道1車線でまだ車も結構走っているでしょう。もう1世代か2世代前、車一台離合できないような、狭い旧道です。

これぐらいの旧道になると、明治以前のまだ人々が徒歩や馬で行き来していた頃の道であることが確実になってきます。イメージ的にいえば、黄門様ご一行がドラマの中で旅をして歩いている旧街道なんです。(^^)狭いですから、まず、クルマはほとんどきません。古くからのずっしり落ち着いた旧家や町並みが残っていたり、かわいい花が供えられたお地蔵さんが随所にあって目を楽しませてくれます。たまに木製引戸の駄菓子屋など見つけると嬉しくなります。

このように、走って大変楽しい旧街道なのですが、比較的大きな街では拡幅工事などが進んで、往時の姿を残していないことがたびたびあります。しかし、ご心配なさる必要はありません。ちょっと郊外に出ればまだまだたくさん残っています。私も昨日、富山のばったさんにインスパイアされ「新しい」旧道を「発見」しました。発見の目安は、まずクルマで走る国道などから周囲を見回し、家の立ち並ぶ集落を探します。新興住宅地とは異なり、旧街道がありそうな集落は大きな木があることが多いのでチェック。

一旦帰って、国土地理院発行の地形図など、地形や植生のわかる地図で確認すると、無機質な直線や曲線で描かれた国道とは異なり、「1/fゆらぎ」にしたがうかのような自然な「線」。集落を縫うようにまるで生きているかのようです。そう、この道が旧街道であることが多いのです。もちろん、図書館などへ行って然るべき文献にあたって調査検証することは、それはそれで楽しいのですが、私の場合自転車で走って楽しいのが一番。

ちょっと郊外へでれば、まだまだ残っている旧街道。自転車にピッタリのこの歴史の道は、もっと注目されるべきと私は思います。最近「歴史国道」と銘打って各地でいろいろな施策が打たれているようですが、箱モノはもう要りません。残してくれればよいのです。道しるべなどを整備してトレースできれば結構。気軽に出かけて思いがけず遠い街へたどり着け、街道の歴史に思いをはせる小旅行。地域興しに自転車復興にピッタリだと思うのは私だけでしょうね~(^^;)

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古道ライドレポート」カテゴリの記事

コメント

どもどもです。
寒いなか走られたんですね。
私ゃ風邪をひいてしまいますた…
マッタさんも気をつけてくださいね。

高松・宿付近は、高岡から見たら宝達山の裏側になり縁遠い所になってます。地図を見ても???な所があるので、お暇なときにご教授してくださませ。

街道トレースは奥が深いです。
歴史をなぞるのと同じですからね。
調べて走る!知らずに走る!では大きな違いがあるのですが、近頃は気にしない人が多いみたいですね。悲

まだup途中ですが、
http://www1.tcnet.ne.jp/tu-box/touge/toyama_enkaku.html
載せますた。我ながら暇人と思うこの頃……w

投稿: ばった | 2005.02.03 23:21

ばったさん、コメントありがとうございます。お風邪ですか。お大事になさってください。インフルエンザも流行りだしたそうですし、私も気をつけねば。感覚的には、風がそう強くなく7,8℃以上であれば走れる自信というか、衣装、ギアがそろったというところです。しかし、雪にはお手上げです。

さて、資料拝見しました。これに関連しますが、駆け込み市町村合併が相次いで、こちらでは白峰から松任まで連なる「白山市」が誕生したりで、当分ご当地の方たちは届出や書類等あれやこれやと面倒なことになるでしょうね。しかし、実生活では案外コレといって変わったということもないのかもしれません。

行政区が変わったところで住んでいる人間は、そう簡単には変わりません。たとえば、南砺市に合わさってしまったとしても、「井波」という地名は簡単に消え去るものとは思えませんし、事実、今から50年前に合併して存在しない地名をいまだに使っていることもたびたびあります。また、金沢などのように、古い町名を復活させようとする風潮もあるようです。

うまくは説明できませんが、人間には民族風土などバックグランドが影響するとは言え、所詮、生活基盤として認識できる範囲は限られていると感じています。面白いことには、私の場合自転車に乗るようになってから行動範囲が広がりました。実際、富山に興味を持つようになったのですから。

不思議ですね。クルマの方がずっと機動力あるはずなのに。中途半端に遠くへいけてしまうクルマなどより、地続きのリアルな行動範囲が自転車によってどんどん広がっていくような不思議な感覚。なんだか滅茶苦茶になってきましたが、ばったさんなら分かってくださいますよね。(^^;)是非、能登路にいらしてください。ご案内しますよ。春が待ち遠しいです。

投稿: matta | 2005.02.04 21:29

こんばんは、nasubiです。
今回の記事とは関係ないですが、上のバーのデザインをまた変更されたのですね。
今度のは、今一かなと思いきや・・・なんじゃ、このバイクは!ドロップハンドルだけどVブレーキでフロントサスでフロントMTBフェンダーってことは、もしかしてもともとMTBのフレームをドロップ仕様に改造されたしろものでは。例のエンドに付いたシフターもあるようだし・・・。あのシフターは、例のシクロクロスに移植されたって書かれていたから・・・うーん。ってことは、もしやこのバイク今は無きバイクなのでしょうか?とシャーロック・ホームズばりの推測はどうでしょう?

投稿: nasubi | 2005.02.06 21:03

nasubiさん、コメントありがとうございます。
ズバリ、正解です。手放すMTBとのラストランの時のものです。この写真は昨年末に撮ったのですがその翌日にスマトラ沖地震が起きてしまい、自粛していたのですが、現地の早い復興への祈りも込めてセットしました。しかし、イマイチですかぁ?本人はそこそこ気に入っていたのですが。忌憚の無いご意見はありがたいです。もっと修行しなきゃ。(^^;)

投稿: matta | 2005.02.06 21:39

えっ!GIANTは引退なんすか?
なんか勿体ないすね…以前のパーツを引っぱり出して、再構築できないのでしょうか?
フラットバー+1.25スリックの組み合わせも楽しいですよん。

投稿: ばった | 2005.02.07 22:24

ばったさん、毎度どうも!
このジャイアント君は、いいバイクでしたが私には重すぎました。おっしゃる通り、スリックで走っていたときが一番楽しかったように思えます。1.25なんてあるんですね。しかし、おいとくには場所を取るので、松本にいる運動不足の弟に使わせようと思っています。したがいまして、本当のラストランは金沢-(ブナオ峠)-白川郷-(天生峠)-高山-(乗鞍)-松本の予定。

投稿: matta | 2005.02.09 08:40

>1.25なんてあるんですね。
はっはは!1.00もありまっそ~ w
ついでに、Fサスをリジッドに替えれば軽量化のメリット大ですよん。カーボンフォークがお勧めなんですが、財布に優しいクロモリが良いでしょう。爆
MTBスリックは気軽に乗れる所(服装がラフでも許される?)がいいですね。ロードに比べ、車輪がちっこいので小回りもきくし…
欠点は、細いタイヤに替える事で高速巡行が苦手です。トップが44x12なんで、ちょっとした下りや追い風の時は足が余ります。それと、フラットバーは長距離・上がりはxです。下りは○ですが…

>ラストランは金沢-(ブナオ峠)-白川郷-(天生峠)-高山-(乗鞍)-松本の予定。
げっ!
ブナオは春・夏はxですよん。
安房峠~松本はトンネル群がネックです。
あぁ野麦峠のほうが良いカモ…

投稿: | 2005.02.09 22:12

>ブナオは春・夏はxですよん。
う~ん、だめですかぁ。乗鞍開通直後、5月中旬~6月初めあたりを狙っています。雪でシューズを濡らしたくないし、かといって7月になればオロロが出てきそうだし、タイミング難しいですね。野麦峠も検討してみます。

投稿: matta | 2005.02.10 19:01

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